いつかは限界がくる

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いつかは限界がくる

平均寿命が1つの目安になる

一人暮らしの限界について、1つの目安となるのが平均寿命です。健康寿命とは、長期的な医療や介護に依存せずに自立した生活を送れる年齢のことです。厚生労働省の発表によれば、2019年時点での健康寿命は、男性が72.68歳、女性が75.38歳でした。男女ともに、70代半ばになると健康上に何らかの支障をきたし、日常生活が困難になるケースが多くなります。あくまで平均値なので個人差はありますが、この年齢が一定の目安になるでしょう。

平均寿命が1つの目安になる

日々の生活に対する不安

高齢者が一人暮らしに限界を感じる具体的な理由としてまず挙げられるのが、日々の生活や将来に対する不安です。「日々の家事や食事が面倒になってきた」「外出する気力がなく自宅にいることが多くなった」「詐欺被害にあって生活していくことに自信がなくなった」「病気によって体力が落ちた」「孤独死に対する恐れ」などといった不安を感じることで、一人暮らしに限界を感じるようになります。

日々の生活に対する不安

歩行機能の低下

怪我などの影響で杖や歩行器を使用している高齢者も少なくありません。日常生活における歩行に不安がある場合、職員によるサポートを受けられる介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームへの入居を検討するケースが多くなります。常に介助が必要な状態のままで一人暮らしを続けるのは大きなリスクを伴います。また、過去に転倒して怪我を負った経験のある人や、バリアフリーではない自宅での生活にリスクを感じ、施設への入居を検討するケースも少なくありません。歩行機能は一人暮らしの限界を示す重要な要素といえるでしょう。

歩行機能の低下

認知症の影響

一人暮らしの高齢者が老人ホームなどへの入居を検討する理由として非常に多いのが、認知症によるものです。認知症は日常生活に大きな影響を及ぼします。排せつの失敗や記憶障害などによって、精神的に落ち込むこともあるでしょう。周囲にとっても負担が大きく、促される形で入居するケースも少なくありません。

認知症の影響

入院による影響

病気や怪我で入院し、これまでできていたことができなくなり、一人暮らしに限界を感じるケースも多いようです。特に、高齢者は長期入院した際に身体機能が著しく低下します。退院後の生活に不安があることに加えて、今後自宅で転倒や疾患の発生があった際に対処できないという理由から、一人暮らしを諦めます。また、心身の状態が悪化したことによって意欲が低下し、前向きに生きられなくなってしまうケースも少なくありません。

入院による影響

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