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コミュニケーションを取るコツ
コミュニケーションの取り方
日頃からコミュニケーションを取り良好な関係性を築くことが、質の高いケアの提供につながります。高齢者には喜怒哀楽などの感情がはっきりしている人が多い傾向にあります。そのため、相手が楽しそうに話している時は一緒に楽しむ、悲しんでいる時は寄り添う、といった姿勢が必要です。相手の気持ちを尊重することで、信頼を得られるでしょう。
コミュニケーションを取る際に最も意識すべきなのは、共感です。年齢の離れた相手と会話をすることに難しさを感じる人もいるでしょう。だからといって、相手を否定してはいけません。まずは相手の話を受け入れた上で、「それはいいですね」「それは残念でしたね」といった、共感を示す態度を意識してください。
また、名前を意識的に呼ぶようにしましょう。挨拶をする際は、「○○さん、おはようございます」と名前を呼ぶことで、徐々に心を開いてくれるようになります。特に、人見知りで会話が苦手な高齢者へのアプローチとして効果的です。
積極的にコミュニケーションを取ることも大切ですが、だからといって他の作業をしながら片手間に話を聞くような態度はいけません。大切なのは聞く姿勢です。その上で、相手をよく観察するようにしてください。人によっては、口にする言葉と本心が異なるケースもあります。本意を汲み取れるように、普段からよく観察して些細な変化も見逃さないようにしましょう。

やってはいけないこと
否定的な言葉や上から目線での発言は絶対に避けてください。認知症の高齢者の場合、支離滅裂なことを口にするケースも少なくありません。その場合でも、一方的に否定したり、上から目線で指示したりしてはいけません。どういった場面でも、相手の話を聞く姿勢を忘れずに思いやりのある態度を心がけてください。
また、子どもに話しかけているような言葉遣いもいけません。本人はもちろん、家族からしてもいい気分にはならないでしょう。相手の尊厳を重視して、適切な言葉遣いでコミュニケーションを取ってください。

認知症の場合
特に細やかな対応が必要になるのが、認知症の高齢者です。穏やかな表情をしていても、実は心の中では不安や混乱を抱えていることも少なくありません。そのような感情に寄り添うためにも、笑顔で接することを意識してください。また、相手のペースを乱さないように、ゆっくり会話をすることが大切です。支離滅裂な発言をされることもありますが、否定せず根気よく相手の話に耳を傾けましょう。そうすることで、相手からの信頼を得られるようになります。

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